令和4年9月28日、和泉市議会第3回定例会が市役所議場で開かれた。
出席議員は23名、欠席は1名であった。出席が確認された後、議事が開始され、まずは会議録の署名議員に関する議題が扱われた。関戸繁樹議員と遠藤隆志議員が指名された。
続いて一般質問が行われ、原重樹議員が国葬問題について質問した。原議員は、国葬による弔意強制を市民に対して行わないよう市の対応を求め、国や府からの通達について市長公室長の山崎光一氏から確認したところ、通達はなかったとのことであった。
続けて、泉北環境整備施設組合の焼却炉の建て替え問題に言及し、関戸議員が今後の整備計画について質問した。立花達也環境産業部長は、焼却炉の老朽化に対して長寿命化工事を進め、令和16年度には新施設の整備に向けて検討を行うことを答弁した。
友田博文議員も一般質問を行い、南横山校区のスクールバスの運行について、地域住民の要望に応じた政策の検討を求めた。教育長の小川秀幸氏は、地域のニーズにも応じた相談体制の強化を述べ、対応策の検討を進める意向を示した。
また、ヤングケアラーへの支援については、浜田千秋議員が発言し、支援体制の重要性を訴えていた。彼女は、子育て観点から支援の充実を求め、地域全体で子どもたちを支える必要性を強調した。
さらに、坂元純一議員が発達に課題親しい子どもへの支援について質問し、個別支援計画の重要性と進捗状況を問うた。教育・こども部の上田茂幸指導監は、関係機関との連携を強調しつつ、個々のニーズに応じた適切な支援を行うための取組を行っていると述べた。
今回の定例会は、多くの議員がそれぞれの視点から市の施策について質問し、市の今後の方向性について意見が交わされた。特に、子どもたちや地域住民への支援が強調され、さらなる充実を図る必要が感じられる内容であった。