令和5年11月27日、和泉市議会第4回定例会が開催された。
議長の石原日出子氏が開会を宣言し、議会は24名の市議全員が出席する中で始まった。
市長の辻宏康氏は開会挨拶の中で、友田博文議員が通算35年以上の議会在職を祝福され、総務大臣感謝状を贈呈されたことを報告した。さらに、議案19件、認定9件、報告5件、監査報告12件、諮問1件を提案することが発表された。
会期は、11月27日から12月15日までの19日間とされ、すでに決定された。会議の重要な議題として、12件の監査報告が一括議題となった。質疑はなく報告は全て終わり、次に進んだ。
特に目を引いたのは、令和4年度の会計決算認定に関する認定議案であった。認定第1号および第2号に対しては、一部反対意見もあったものの、多数決にて認定可として結論が出された。このプロセスにおいて、市議たちは執行部からの報告を受けた後、様々な意見を交わし、事実確認や想定未来の進捗について見識を深めた。
早乙女実議員からは、国の制度改悪も背景に含む課題についての指摘がなされた。その中で、介護保険事業に関連した助成制度の縮小についても言及された。また、議論が続く中で、市議たちは今後の対策における地域福祉の向上を目指す必要があるとの声を上げた。
続いて行われた各種議案についても、議論は活発に展開された。
市立槇尾学園および富秋学園に関する工事契約の締結報告は、工事請負変更契約についての議案が提出され、ここでも再度、各市議の意見が求められた。また、国民健康保険事業特別会計の補正予算についても、細かい質疑や意見交換が行われ、今後の市政運営に向けた重要な時間となった。
散会に際し、石原議長は次回の一般質問の日程を告知し、本日の会議を終了した。市民にとって重要な課題に対する議論がもたらされることで、今後の市政運営に期待が寄せられる。