令和2年3月23日、和泉市議会第1回定例会が開催された。
出席議員24名に対し、午前10時に開会が宣言された。
この日の議題には、一般質問が含まれており、パートナーシップの促進や待機児童問題、空き家バンクの活性化など多岐にわたっての興味深い質問が展開された。
まず、飯阪光典議員は待機児童対策について質疑を行った。
昨年第3回定例会でも言及された同議題に対し、保育需要の高まりを受け、現状の認識とその施策について意見を交わした。
特に、幼児教育無償化が待機児童数に及ぼす影響に焦点を当て、具体的な数値データも提示された。
こども部長の北野泰史氏は、昨年の申込者数は微増と述べ、保育士問題にも回顧しつつ今後の見通しについて強調した。
次に、飯阪議員はパークPFIの活用に関する質疑を行った。
今後の都市デザインや公園整備において、民間資金を活用することの意義について意見が交わされた。
八木剛都市デザイン部長は、堺市の事例を挙げながら街づくりの重要性を強調。
その後、空き家バンクについても実績や課題についての質疑が行われ、八木部長が状況を報告。
登録件数や活用状況について紹介し、今後の周知徹底を求める声が続いた。
また、自殺予防策に関する質疑も取り上げられた。
末下広幸議員が心の健康について言及し、全市的な取り組みの必要性を訴えた。次に、システム障害の再発防止策について藤原省吾市長公室理事兼都市デザイン部理事の報告があった。
この中で、過去の障害発生とそれに対する行政の対応について説明がなされた。
閉会に向けて、坂本健治議員が取った行動として、特殊なサービスや施策の導入についても質問し、都市計画や公共施設マネジメントの推進を訴えた。
また、アウトソーシングの導入検討についても情報を求め、質疑は熱を帯びた。