令和4年12月25日、和泉市議会の第4回定例会が招集され、様々な議題が議論されました。
議事では、会期が本日から12月15日までの21日間と決定されました。
また、議席にいる全議員によって出席が確認された中で開会を宣言したのは坂本健治議長です。
市長の挨拶では、辻宏康市長が、議員たちへの感謝の意を表し、重要な議案についての説明がありました。市長は今回提案する案件を「工事請負契約締結について」など、合計29件の議案であると述べました。
特に、注目を集めたのは「令和3年度和泉市一般会計決算認定について」の議案です。この案件に関しては、松本利裕議員が決算審査特別委員会の委員長としての報告を行いました。その中で、令和3年度の決算認定では反対意見もあり、起立採決が行われました。その結果、賛成多数での認定が可決されました。
反対討論を行った原重樹議員は、令和3年度の決算が前年に比べ100億円も減少し、この理由としてコロナ対策への資金が国からの支援であったことを挙げました。また、職員数の不足やサービス機関の廃止についても問題提起がありました。
次に、友田博文議員は賛成の立場から討論に立ち、決算が多くの施策を進めたことを評価しました。子育て支援や新型コロナ対策について具体的な項目を上げ、聴衆の耳を引きました。また、今後の持続的な施策展開についても期待を示しました。
さらに、今年は「令和4年度和泉市一般会計補正予算(第9号)」が質疑を受けました。これには、10億円以上の追加予算が計上され、これにより市の財政状況がどう改善されるかが大きな関心を集めています。特に民生費や教育費に対する支出が増加している状況が報告されました。
執行部からは、今後の市政に関わるその他の条例改正や工事請負契約に関連した多くの議案が上程されました。特に消防本部の建設や市内の交通改善計画が具体化される様子は、地域内での期待も高まります。
最後に、坂本健治議長により議案の承認を受け、次回の一般質問への出席が呼ばれました。市民への福祉向上に向けた決意が感じられる会議となりました。今後も温かい目で市政の動向を見守る必要があります。