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和泉市議会第3回定例会で南部地域のまちづくりが焦点に

和泉市議会第3回定例会が開催され、南部地域のまちづくりや交通整備、教育環境などの重要課題が議論されました。
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令和3年9月29日和泉市議会が第3回定例会を開催した。

出席議員は24名全員で、浜田千秋議長が会議を開くと同時に、日程に従って議事が進められた。

最初に行われたのは、会議録署名議員の指名についてである。議長は、松本利裕議員と小野林治三夫議員を指名した。続いて、一般質問が行われ、議員からの様々な課題が提起される場となった。

まず、友田博文議員の質問が取り上げられ、南部地域のまちづくりと交通インフラの整備についての進捗が問われた。友田議員は、特に大阪外環状線の4車線化と市道池上下宮線の進捗状況について詳しく尋ねた。これに都市デザイン部長の八木剛氏が応じ、若樫工区の事業進捗状況を説明した。若樫橋の整備が完了し、松尾川大橋の工事が進行中で、令和5年度完成を目指すとのことだった。友田議員は、交通量の増加も踏まえさらに防災面での対策が求められていると強調した。

次に、上下水道計画の進捗についての質問が続き、上下水道部長の森下幸彦氏が南部地域への水道水の安定供給の取り組みに言及した。南部地域における上下水道の整備状況が明らかになり、さらなる整備が進むことに期待感を示した。

また、少子高齢化の進展に対する懸念も表明され、特に槇尾校区の人口減少問題が取り上げられた。市長公室長の山崎光一氏は、過去5年の人口減少データを基に具体的な数字を提示し、今後の見通しについても説明。南部地域の活性化には定住施策が不可欠であるとの強い意見が共有された。山崎氏は、地域活性化への取り組みをさらに推進する必要があるとの考えを述べた。

友田議員は、南部地域でのまちづくりや学校教育の整備の重要性を強調し、教育環境の向上が移住促進に寄与しうると提言した。特に、(仮称)槇尾学園の設立が地域振興に寄与することに期待を寄せる発言があった。教育・こども部長の並木敏昭氏は、槇尾学園の独自性を尊重した教育計画について説明し、地域活性化の一助となることを強調した。

最後に、坂元純一議員の質問を受けた教育指導監の大槻亮志氏は、教職員によるわいせつ行為防止のための取り組みを報告。教員の採用基準や研修の重要性を再確認し、児童・生徒の安全を第一に考えた制度を整備する方針を示した。この議論を通じ、地域の教育環境の信頼性向上が図られることが期待される。

議会開催日
議会名令和3年9月和泉市議会第3回定例会
議事録
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