令和5年9月29日、和泉市議会第3回定例会が開催された。
出席議員24名が参加する中、坂本健治議長が「おはようございます」と開会を宣言した。
この日は多くの議案が審議され、特に重要な内容として「和泉市職員の給与に関する条例及び職員の分限に関する条例の一部を改正する条例制定」についての討論が注目された。
補正予算や特別会計についても多くの審議が行われ、辻宏康市長が提出した認定案は原案通り可決される見通しだ。市長は「令和4年度において、黒字決算が達成された」と述べ、貯金の増加は重要だと強調した。
この議案に対し、早乙女実議員は「当局の方針に反対する」とし、職員の賃金引き下げがなされる懸念を示した。この意見に対し、他の議員たちも賛否の意見を述べ、議論が活発に行われた。
また、議案第53号「和泉市リサイクルプラザ条例を廃止する条例制定について」も審議し、多くの議員が廃止に反対した。
吉川茂樹議員は「リサイクルプラザは市民にとって重要な施設であり、代替が可能な民間施設では賄えない」と述べ、存続を訴えた。
議長辞職や新議長選挙の手続きも行われ、坂本前議長から感謝の言葉があった。 これにより、次回の議会では新たな議長が選出される見込みである。
この日は翌日の特別委員会設置を決定し、今後も和泉市の向上に向けて尽力することが確認された。