令和5年3月20日、和泉市役所議場で第1回定例会が開催されました。出席した議員の中で特に注目されたのは、今回の一般質問においての質疑応答の内容です。
今回の会議で坂本健治議長が冒頭、マスクの着用についての政府の方針を伝えました。新型コロナウイルス対策として、厚生労働省からの指示に従い、これからは個人の判断に委ねると説明しました。その中で、マスク着用の通知が強調され、今後の議会運営に対する配慮も求められています。
一般質問の中では、末下広幸議員が新型コロナウイルス感染症に関するパンデミック対策について詳しく質問しました。特に高齢者施設における感染対策に関連して「重症化リスクが高い高齢者に対しては、どのような対応が必要か」と尋ねると、福祉部長の堂ノ上氏は、厚生労働省からのガイドラインに基づき、各施設でのマスク着用を推奨するとの内容を説明しました。
さらに末下議員は、ワクチン接種の進捗状況や今後の接種方針にも言及しました。彼によると、「令和5年度のワクチン接種対象者には、65歳以上の高齢者が含まれ、接種が必要である」と述べ、特に新型コロナ感染拡大の影響で高齢者に対する効果的な対策が重要であると強調しました。
また、石原日出子議員は、認知症施策をテーマに質問を展開しました。認知症サポーター養成講座の受講者数や、地域における具体的な支援施策についての進捗が明らかにされました。福祉部長は、現在1万号数を超えたサポーターが存在し、地域における支援活動が活発に行われていることを報告。
議会全体で注目されるのは、教育制度に関連した議論の部分で、特にPFI手法を用いた都市計画が議題に上がりました。「公共施設の運営に関し、民間活力を導入し質の高いサービス供給を実現する手法の必要性」が強調されました。特に八木部長は、「特に公園整備においては民間活用が鍵となる」と述べ、この視点からの取り組みの重要性を訴まいました。
以上の流れから、今回の定例会は新型コロナウイルスや地域福祉、教育政策について、議員間での活発な意見交換がなされ、各課題に対する具体的な対策が議論されました。市民の皆様は今回の議会運営に関しても注視し、行政への意見やご要望を寄せていく必要があるでしょう。