令和元年6月10日、和泉市議会第2回定例会が市役所議場で開催された。この会議には24名の議員が出席し、市長と役員が参加した。議事は、議会運営委員会に基づいて構成された日程に従って進行された。
冒頭、杉本淳議長が開会を宣言。その後、各常任委員会の行政視察に関する報告が行われた。特に各委員会での視察先として埼玉県の飯能市や東京都の青梅市などが例示された。市長の挨拶では、本定例会に提出された議案が工事請負契約や新による監査報告など14件を含むことが強調された。特に、災害対応の支出についても言及があり、議員たちに対する感謝の意が示された。
会議では、監査報告の質疑が行われたが、特に質疑がなく監査報告が予定通り終了した。その後、一般財団法人和泉市文化振興財団及び和泉市公共施設管理公社に関する決算書類が提出されて、各報告の内容が説明された。特に、文化振興財団の平成30年度の決算や新年度の事業計画について詳細に報告され、議員たちの質疑に対しても的確な回答がなされた。なお、公共施設管理公社については、利用者拡大の努力が必要との意見も寄せられた。
次に提出されたのは、平成30年度および31年度の予算の繰越明許報告であった。これにより予算の適正な執行と町の資金効果的な利用が求められた。総務部長より、各事業の実施に伴う前年度の繰越額とその根拠についての説明が行われた。特に、自然災害による工事の遅れが多くの報告項目に影響しているとのことが強調された。
また、今後の舵取りとして、平成31年度の予算についてや、特に児童福祉や医療費支援に関して新たな制度を導入する案が示された。議員たちからは、地域福祉の充実や公正なサービス提供について意見が交わされた。最後に、選挙に関する議題が上程され、墓地組合議会議員の選挙についての手続が行われた。全体を通して、議会の運営が円滑に進むと同時に、市民の期待に応えるための重要な議案が多数提案された。今回の会議からも明らかになったように、和泉市は清掃業務や工事等を含む事業の推進に積極的に取り組んでいく意向を示している。