令和5年12月15日、和泉市議会は第4回定例会を開催した。
出席議員は全24名で構成され、全議案が原案通り可決される見通し。市長は一連の議案を報告し、重点支援策として物価高騰に対する施策が紹介された。
今回の定例会では、給与条例や、公共施設の指定管理者選任、さらには特別会計補正予算など、重要な議案が上程された。特に、令和5年度の一般会計補正予算(第5号)には、物価高騰対策として住民税非課税世帯へのお金の支給が含まれている。
また、議案第82号においては、公平委員会委員の選任が提案され、野田邦子氏が引き続き委員に選任されることが決定した。市長は、彼の豊富な法務経験と人格の素晴らしさを称賛し、この選任が市にとって重要であると述べた。
反対意見として、原重樹議員は人権擁護委員候補者の推薦に反対を表明し、経歴に関連する団体への懸念を表した。反対意見は他の議案でも散見され、早乙女実議員は工事契約の締結や一般会計補正予算に関して反対意見を示した。
これらの議案に対する賛否は、議論を通じて示された様々な意見が反映された結果だといえる。議長は議題の整理を行い、全体をスムーズに進行させた。
市長からは、議員への感謝が述べられ、この定例会が有意義であったことが強調された。また、今後の市政運営においては市民の意見を尊重していく姿勢が明らかにされた。
結局、令和5年度の一般会計補正予算(第6号)と介護保険事業特別会計補正予算(第3号)も原案通り可決された。これにより、様々な施策が今後進展する見込みである。