令和元年9月30日に和泉市議会第3回定例会が招集された。
出席議員は24名で、全員が出席している。
今回の定例会では、多数の議案が上程され、さまざまな重要な決議が行われた。
特に注目されたのは、固定資産評価審査委員会委員の選任についての議案である。
市長の辻宏康氏は、説明を行い、固定資産評価審査委員としての藤原優次氏の再任を提案した。
藤原氏は織布業を経営し、税に関する豊富な知識を持つことから、同意を求めた。
議会はこの提案に異議なく原案どおりの同意を決定した。
続いて、財産取得や条例改正に関する議案も審議された。
特に和泉市職員の給与に関する条例の改正や、税条例の変更など、財政運営にかかわる重要な案件である。
また、消防本部や病院事業に関する規定も改正されることが決定した。
議案第57号として、令和元年度一般会計補正予算も議題に上げられた。
議案についての討論では、原重樹議員が反対討論を行い、財政の健全性や市民の不安を訴えた。
その中でも特に注目されたのは、太陽光発電設備による事故に関する損害賠償の議案である。
市長は会議で、発生した事故の賠償額として188万700円を決定することを説明した。
また、庁舎整備に関する問題も取り上げられ、市役所の耐震性能や老朽化に対応するための計画が進められていることが報告された。
最後に、杉本淳議長が辞職し、議長選挙が行われることが確認された。議長選挙の議題は追加日程として、全議員の合意により進められることとなった。