令和4年3月22日、和泉市議会の定例会が開かれ、全ての出席議員24名が出席する中で議事が行われた。
本日は、議会運営や一般質問についての進行が主な内容であった。議長の森久往氏は会議の進行をスムーズに進めつつ、基本的な議事の流れを明確にした。特に、一般質問に関しては議員たちが各自の持ち時間を使い、市政に対するさまざまな質問が行われた。
特に注目されたのは、18番議員の飯阪光典氏による自治体間広域連携に関する一般質問であった。飯阪氏は、地域連携の重要性に触れ、具体的には福祉や環境保全のための連携強化を求めた。これに対し、市長公室長の山崎光一氏は、「周辺自治体との効率的な行政サービス提供に向け、広域連携の推進が喫緊の課題である」と述べた。
次の質疑では、児童に対する教育環境についても言及され、教育環境を改善するための投資の重要性、特に体育や文化活動を通じた支援の強化が求められた。これは、多くの市民からの要望であるとも述べられた。市長公室長は、「市の理念として、質の高い教育環境の提供を継続的に目指す」と強調している。
また、現在進行中の観光振興についても意見が交わされた。少子高齢化や人口減少が進む中で、観光客の誘致や地域活性化が求められていることが強調された。一方で、観光振興と住民への経済的配慮のバランスを取ることも重要であり、観光政策の推進に対する見解が市長からも表明された。
さらに、特に和泉市立総合医療センターの駐車場問題については、根本的な解決に向けての様々な提案があり、議員からの強い願いも伝えられた。市民サービスを向上させ、地域住民の利便性を高めるための対策が急務であることが一致して確認された。