令和元年6月10日、与那原町議会において第2回定例会が開会した。
会期は、本日から6月13日までの4日間と決議された。
識名盛紀議長は、職員の給与に関する条例の改正について提案した。
これに対し、議会は慎重な検討の上、原案の通り可決した。
副町長の城間秀盛氏は、特別職に関する給与及び旅費に関する条例の一部改正案を提出し、同様に賛成多数で可決される。
特に、期末手当の支給割合変更が強調された。
続いて、我謝孟範氏が提出した大型MICE施設の整備促進に関する要望決議も全会一致で承認された。
この施設は、東海岸地域の活性化に寄与するもので、国に対して強力な支援を要請する内容となっている。
また、江口地区における雨水管布設工事契約も可決され、工事は総額136,323,000円で、(株)大興鋼業と間土建による共同企業体へ発注される。
他にも、報告第4号として平成30年度与那原町一般会計予算の繰越計算書が発表され、総務課から多岐にわたる行政報告がなされた。
この中では、職員採用試験結果や新庁舎整備、各種イベントの報告が含まれ、町の現状が認識される内容となった。
最後に、一般会計や特別会計に関する補正予算案が次々と可決された。
これにより、歳入・歳出それぞれは、予算管理がさらに明確化され、透明性を高める意向が示されたことが注目される。