八重瀬町議会の一般質問が行われ、特に給水制限に関する質問が重要な焦点となった。
令和6年1月の時点で南部水道企業団のダム貯水率は53.6%であるが、2月18日には45.5%と低下している。これに対し、豊川翔平議員は給水制限が近づいている可能性を指摘した。これまでの歴史から、過去には夜間8時間の断水や全日断水が行われたこともあり、町民への影響が懸念される。
給水制限が実施された場合、本町の上水道接続世帯数は1万823世帯であり、これに基づいて影響や対策が議論された。南部水道企業団は、失水を最小限に抑えるための広報活動を行い、街の福祉や医療施設に水の供給を行う意向を示している。また、八重瀬町は地域防災計画に基づき、災害時の飲料水確保を優先する方針を確認した。
ボランティアポイント制度についても議論が交わされた。この制度は地域に貢献する活動を促進することを目的としており、社会参加を促進する取り組みとして評価されている。これにより、地域支援活動が活性化されることを期待している。
最後に、町職員の業務関連については、日々の業務内容の管理が重要であり、そのコミュニケーション方法の改善が求められた。業務の進捗状況が適切に把握されているかどうかが課題とされ、特に区長からの要望に対して迅速な対応が必要であると指摘された。
今回の議論を通じ、給水制限に対する具体的対策の重要性や地域の協働による問題解決の必要性が再確認された。