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八重瀬町議会が在沖米空軍兵に抗議決議を可決

八重瀬町議会、第4回臨時会で在沖米空軍兵による事件に関する意見書と決議を可決し抗議の意向を示しました。
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令和6年7月11日に開催された八重瀬町議会第4回臨時会で、重要な議題が討議された。

中でも、在沖米空軍兵による事件に関する意見書や決議が注目を集めた。

野原邦男議員は、意見書第3号を提出し、在沖米空軍兵による少女へのわいせつ目的誘拐及び不同意性交等罪事件についての実情を説明した。この事件は昨年12月に発生し、嘉手納基地所属の米空軍兵長が起訴されたもので、沖縄県民に大きな不安と憤りを引き起こしている。

野原議員は「事件発生後、関係機関から県民への情報提供が遅れたことも疑問である」と指摘し、意見書には被害者への謝罪や完全な補償を求める内容が含まれていることを強調した。他にも米軍人・軍属等の綱紀粛正や、日米地位協定の抜本的改正について訴えかけた。

続いて、豊川翔平議員が決議第4号を提出し、同様の内容で抗議決議を行った。彼もまた、当該事件がもたらした影響について触れ、「繰り返される米兵等による蛮行は、女性の尊厳を踏みにじるものであり、激しい怒りを禁じ得ない」と述べ、沖縄県民の権利保護を求めた。

また、発議第1号では砂川泰秀議員が神谷信夫議員に対する懲罰動議書の理由訂正を提案した。これに関しても異議なく通過し、正式に承認された。討議は短時間で終了し、各議案はほぼ異議なしで可決され、その後、議長の神谷たか子が閉会を宣告した。

各議提案に対する理解が高まる中、県民の安全と権利を守る姿勢が改めて確認されることとなりました。今回の臨時会は、沖縄における米軍問題について新たな視点を提供したといえます。

議会開催日
議会名令和6年7月八重瀬町議会第4回臨時会
議事録
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