令和元年8月20日、与那原町議会臨時会が開会した。
この日は、会議録署名議員の指名、会期の決定、さらに議案第38号の提出が行われた。
まず、議長の識名盛紀氏は会議録署名議員として喜屋武一彦氏と舩谷政喜氏を指名したと紹介した。続いて、会期の決定が行われ、本臨時会の会期が1日間と決定された。出席議員の中に異議がなかったことから、決定がスムーズに進んだ。
日程第3では、令和元年度与那原町一般会計補正予算(第4号)が議題に上がり、最初に副町長の城間秀盛氏が提案理由を説明した。彼は「今回の補正額は、歳入歳出それぞれ12,152千円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額は9,081,109千円になる」と述べ、予算の透明性とコストの効果的な使用への配慮を強調した。
その後、財政課長の仲里武徳氏が補正予算の具体的な内容について説明を行った。歳入での主な増加要因は繰入金で、消防費も同様に増加すると伝えた。具体的には「消防費で12,152千円の増加」との説明があり、議員たちの理解を求めていた。
質疑応答の時間が設けられたが、質疑は行われず、議案は委員会の付託を省略し、討論なしで進行した。最終的に、起立による採決が行われ、全員一致の賛成で原案通り可決された。これにより、補正予算は無事に承認された。
その後、議長は本日の議題を全て終了とし、令和元年第4回与那原町議会臨時会を閉会した。議長は議会の運営を通じて町の財政状況を適切に管理し、健全な運営を進めることへの意義を強調した。