与那原町議会は令和5年第1回定例会を開催し、さまざまな議題が議論されている。
会期は2023年3月6日から3月29日までの24日間となる。議会の初日は、会議録署名議員の指名、陳情付託、会期の決定、議長の諸般報告、行政報告がなされ、その後に町長の所信表明が行われた。この所信表明では、地域振興に向けた新しい取組みや、住民生活の向上に寄与する施策が述べられた。
町長は「地域課題に真摯に向き合う姿勢が重要」と強調し、地域住民のニーズに応える施策を確実に実行する意思を示した。また、初日には議案の審議に入ることが予定され、重要な議題が多数扱われることが期待される。
次の日の3月7日には、具体的な議案審議が進められ、午後からは現場視察が行われる。
その後の3月8日から10日までは委員会による付託案審査が続き、特に10日は与那原中学校の卒業式も控えており、議員たちのスケジュールは多忙を極めている。
議会の日程には休会も含まれており、3月21日には春分の日に伴う休会になる。さらに、3月26日から3月29日までの最終日に、一般質問が行われる予定であり、住民の声を直接議会に届ける機会となる。
この期間中、与那原町は住民とのコミュニケーションを重視し、透明性のある議会運営を目指している。議案の審議や一般質問を通じて、町の未来への提言がなされることが期待される。