令和4年3月22日、与那原町議会は第1回定例会を開催し、ロシア連邦によるウクライナ侵攻に抗議する決議を検討した。
多くの議員がこの意義を強調し、戦争の悲惨さを訴えた。志村幸司議員は、沖縄戦の記憶を踏まえて、現代の戦争について再考する必要があると述べた。志村議員は与那原が抱える歴史的な背景をもとに、恒久的な平和が必要であるとの見解を示した。さらに「戦争が正当化されると、沖縄も巻き込まれる可能性がある」と指摘した。平和を発信する意義が議論の中心となり、他の議員も賛同の意を示した。
また、志村議員を始めとする多くの議員が、高架橋やバイパスの交通安全、さらに、与那原町の男女協働やヤングケアラー支援における今後の計画についても意見を述べた。特に、浜田大見武線交差地点の交通事故リスクについての対策を求める声が強く上がっており、これに対する迅速な対応が求められる、との共通理解が得られた。
さらに、与那原バイパスの開通により、交通事情が改善されることへの期待や、桃源郷に向けた取り組みの重要性が指摘された。議員たちは、沖縄県内の各自治体と連携し、県のメガトレンドに沿った形でさらなる地域振興や開発が進められることを望んでいる。
会議の最後には、沖縄の歴史を考慮した上で、国際的な視点からの行動が必要であると議論された。特に、名護市での取り組みや他自治体の動きに触れつつ、より具体的な行動計画の策定が急務であるとの意見も交わされた。