与那原町の第3回定例会が令和4年9月30日に開催され、さまざまな議題が取り上げられた。特に注目されたのは県道77号線の延伸工事に関する話題であった。この道は町の南部開発と結びついており、玉城県政が事業実施の意向を示すも、未だ実際の工事着手には至っていないという状況を町の関係者が強調した。
環境影響評価が進行中である中で、住民からの期待が高まる中、補助金の算定方法に基づく予算計画も進められている。しかし、実際には目に見える形での進展が見られず、町民は不安の声を上げているようだ。綱曳のイベントによる経済活性化の計画も同時に進行中で、多くの意見が集められている。
さらに、オリオン通り広場については、町商工会が管理を行っているものの、イベント数は想定よりも少なく、コロナの影響が大きく作用しているとのこと。町側からも積極的に支援を行っていく考えが示されたが、実際の効果はまだ出ていないようだ。運用に関しては、管理体制の見直しが必要との意見もある。
飲食業の減少についても議論が交わされた。町内での昼食を提供する店舗が減少していることは認識されており、商業地域の再整備や新たな店舗の誘致が急務であるとされた。地域活性化のための事業者支援が行われているが、実際に店舗を展開するには owners側の協力が欠かせないという課題も浮き彫りになった。
猫や犬の問題も話題に上り、ペットの保護や不妊・去勢手術に向けた取り組みが必要であるとの意見が多くあったが、法律の制約から実効性を持たせるのは難しい状況であることが確認された。