令和3年1月28日、与那原町議会臨時会が開催され、新庁舎等複合施設の備品購入に関する議案が可決された。
本会議では、全7つの議案が上程され、その中で特に「与那原町新庁舎等複合施設備品購入事業」に関する3件が議論された。議案第1号である物品購入契約について、照屋 勉町長は契約の必要性を説明した。
町は、新たな庁舎に向けた備品の調達を指名競争入札で進めており、契約金額は29,370,000円(税込)であることが明らかになった。保管場所は株式会社加島事務機とされた。
また、質疑応答では山口 修議員が「備品の購入基準と買い上げ金額の妥当性」に関して質問した。公共施設課長の仲宗根 祥徳氏は、利便性向上を重視し「既存什器を活用しつつ新たに入れる方針」と説明。
続く議案第2号、そして第3号も同様に新庁舎等の備品購入契約が提出された。各契約金額はそれぞれ26,048,000円と23,254,000円であり、いずれも関連企業と契約された。
その後、令和2年度一般会計の補正予算案においては、歳入・歳出それぞれ11,000千円の増額が決定され、各課からの細かな内訳が発表された。特に、総務費や民生費の増加が目立つとされた。
最後に、令和2年度水道事業会計補正予算第4号も可決され、上下水道課長からの説明を経て、年額517,639千円が編成されることが確認された。本臨時会は、全ての日程を終了し、午前10時42分に閉会となった。