令和2年3月10日、与那原町議会で令和元年度と令和2年度の各種予算案が審議され、重要な補正予算が可決された。
主要な議案として令和元年度与那原町一般会計補正予算が提案され、本案は歳入歳出それぞれ256,408千円を減額し、補正後の総額を8,989,540千円とする方針が示された。副町長の城間秀盛氏は、今回の補正の重要性を強調し、各委員に慎重な審議をお願いした。
続いて進められた国民健康保険特別会計補正予算案も取り上げられた。この予算案は、歳入歳出それぞれ54,769千円の減額を見込んでおり、総額は2,194,637千円となっていることが説明された。健康保険課長の上原丈二氏は、その概要を説明し、意義を訴求した。
また、議案第14号として後期高齢者医療特別会計補正予算についても議論されており、歳入歳出それぞれ1,489千円の減額が見込まれていることが報告された。この予算は、地域の高齢者医療を支えるために重要なものとして位置付けられている。
議案第15号は公共下水道事業特別会計補正予算であり、可決に向けた認識が示された。上下水道課長の大城哲氏によれば、予算案の編成は着実に進捗しており、住民のより良い生活環境を保障するための基盤を整える目的であることが述べられた。
次に、令和2年度の各種予算案が提案され、一般会計予算は歳入歳出共に10,186,306千円となり、前年対比で15.9%の増額となっていることが強調された。財政課長の仲里武徳氏は、主な事業として新庁舎整備事業などを挙げ、地域活性化に向けた施策を今後の実施に結びつけたいと述べた。
病院や公的サービス利用の効率化を目指す国民健康保険特別会計予算も俎上に載せられ、2031年度の推進に向けて細心の配慮が求められる状況である。議会は透明性を重視し、地域住民の意向を反映した合理的かつ効率的な施策の実施を求めた。
町長の照屋勉氏より挨拶があり、審議の要重要性を強調し、与那原町のさらなる発展に向けて各議案を協議する姿勢を示した。各議員は意見交換を経て、各議案の決定に向けて全力を尽くすことを確認した。議会は多岐にわたる問題を一つひとつ解決し、より良い町を作るための重要な場となっている。