令和2年第2回与那原町議会臨時会が4月14日に開催された。
本会議では、会議録署名議員の指名や会期の決定が行われ、審議が進められた。特に、専決処分についての承認が2件、また令和2年度の一般会計補正予算についても提案があった。
まず、承認第1号に関しては、与那原町長の照屋勉氏が提案し、地方自治法に基づく税条例の改正について承認を求めた。照屋町長は、「地方税法等の改正に伴い、町の条例も必要な改正を行うために専決処分を実施した」と説明した。質疑に対し、「この改正は町民に影響を及ぼす重要なものであり、承認を期待する」と述べた。
次に、承認第2号では、同様に国民健康保険税条例の改正について提案があり、照屋町長は、「賦課期日が間近で、議会招集の時間的余裕がないため専決処分を行った」と説明した。議員からの質疑はなく、起立多数で承認された。
さらに、議案第25号の令和2年度与那原町一般会計補正予算の提案も行われた。副町長の城間秀盛氏が詳細を説明し、補正額はそれぞれ2900千円の追加が行われ、歳入歳出共に101,902,06千円とすることが決定された。特に、教育費に関連する社会教育費が増額されることに関して注意が向けられた。
最後に、議員からの質問もあり、特に投資した金額に見合う成果を上げるための強い姿勢が求められた。
結果として、全ての日程が審議を経て承認され、会議は円滑に終了した。議長の識名盛紀氏は、「予算が原案の通り可決されたことに感謝し、今後の執行に最善を尽くすことを期待する」と締めくくった。