令和元年第6回与那原町議会臨時会が、11月8日午前10時05分に開会した。
本会議では、給与及び工事請負契約に関する議案が多く提出され、重要な意思決定が行われた。
まず、議案第54号の「与那原町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例」が提出され、副町長の城間秀盛氏が提案理由を説明した。今回の条例は、地方公務員法及び地方自治法改正を受け、新たに設けられるものである。この議案は、特に地元の雇用環境の改善に寄与することを目指す。
次に、議案第55号の「与那原町新庁舎建設工事(建築工事)請負契約」について登場し、与那原町の新庁舎建設が進むことになった。契約金額は、1億3,233万円で、地元業者である株式会社照正組などが受注した。議員の松長康二氏は、入札参加者が1者となった理由について疑問を呈し、今後の入札方式についても真剣に議論した。一方、公共施設課長の仲宗根祥徳氏は入札の状況を踏まえ、競争性の確保の重要性に言及した。
続いて、議案第56号及び第57号に関する電気設備および機械設備工事の請負契約も可決され、両契約はそれぞれ約4億590万円と約3億971万円となる。ここでも競争入札の結果について、町としての考え方が一致し、議員からは市民にとっての新庁舎の重要性が強調された。
最後に、令和元年度一般会計補正予算(第7号)が提案され、歳入歳出総額に455万7千円を追加し、総額9197万971千円となる。これにより主に民生費と教育費が微調整された。
会議は、午前11時31分に閉会し、与那原町の行政運営における重要な課題に対して意見交換が行われた。議会の意思決定が地域のさらなる発展に貢献することが期待される。