与那原町の9月定例会では、医療費助成や区画整理事業、インフルエンザ対策など、重要な議題が取り上げられた。
医療費助成については、小中学校までの通院費助成の拡充が議論された。町長は、現時点では中学生までの助成を優先しつつ、高校生を対象にすることも今後検討する意向を示した。また、高校生が何名いるかの具体的な把握は難しいと述べられた。
区画整理事業では、仲西当原の区画整理について進捗状況が報告された。事業は過去に実施され、現在の固定資産税収入は約4,500万円であることが確認された。その中で、町有地に対する助成はあったが、具体的な金額は事前には把握できていない。町長は、今後も区画整理事業の進展に注目し必要なサポートを行う意向を示した。
インフルエンザ対策に関しては、予防接種の重要性が強調された。町内では、定期接種などを通じてインフルエンザの流行防止に努めている。
また、三津武嶽周辺の古墓群の取り扱いについても言及された。整備計画には区画整理事業と合わせて進むことが期待されており、その際の文化財の保護についても意見交換が必要であることが確認された。