令和2年第3回与那原町議会臨時会が、令和2年5月15日に開会した。
会期は1日間と決定され、議題に沿って進行された。
まず、会議録署名議員として山口 修議員及び上原 昌之議員が指名され、異議なく承認された。
次に、専決処分の承認を求める件について、照屋 勉町長が提案理由を説明した。
これは、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一環として、国民一人当たり10万円の給付金事業に関するものである。
本事業は迅速な実施が求められ、議会を招集する余裕がないため、町長が専決処分を行ったと報告された。
質疑の結果、質疑は行われず、委員会付託を省略することが決定され、採決の結果、承認された。
議案第26号については、再度照屋町長より提案理由が説明された。
補正額は、歳入歳出とも137,665千円を増額し、総額は12,352,834千円となる。
財政課長の仲里 武徳氏が詳細な説明を行い、特に民生費や教育費への影響について触れた。
その後も質疑が行われ、議案については異議なく委員会の付託を省略することが決定された。
採決の結果、起立多数で原案の通り可決された。
会議は午前11時20分に閉会し、議長の識名 盛紀氏が会議録の署名を行った。
今後も新型コロナウイルス対策に向け、地域のニーズに応じた施策を進める姿勢が示された。