令和元年12月13日、与那原町議会定例会が開かれ、さまざまな重要な議題が議論された。議員たちは、環境問題や介護に関連する議案について活発な意見交換が行った。
一般質問では、我謝孟範議員が環境問題について持論を述べ、地球温暖化への対応の重要性を強調した。「地球の未来に向き合って行動しなければならない」と述べ、市民一人ひとりの意識の向上を呼び掛けた。発言を受けて、当該課の担当者は町の環境保全・ごみ削減に関する取り組みを説明。具体的には、LED化やごみ分別の教育などが進められているという。
さらに、教育指導主事の仲程俊浩氏は、学校での環境教育の重要性を説明。教科を通じて子供たちに環境への関心を持たせるカリキュラムを作成しているとし、包括的に生徒の環境意識を育む方針を示した。また、地域の教育計画には清掃教育が組み込まれており、今後、より具体的なアクションの策定を目指すとの見解も示された。
次に、居宅介護支援事業所関連の議案が審議され、資格要件における経過措置期間の延長を訴える意見書が採択された。舩谷政喜委員長は、地域特性や人材不足の実情を踏まえ、長期的な視点で地域の介護支援体制を整える必要を強調し、可決した。町長は、国へ向けた要請の重要性も強調し、実効性ある施策を求めた。
最後に、交通安全に関する問題が取り上げられた。喜屋武一彦議員は、町道から国道への出入り口における交通事故の増加を指摘し、具体的な対策の必要性を訴えた。生活環境安全課長は警察との連携を約束し、運転者への認識向上に向けた施策を進めることを表明した。