令和2年9月24日に開催された与那原町議会第3回定例会では、さまざまな議題が取り上げられた。
まず、山口修議員が、将来予想される東部環境美化センターの跡地利用について質問した。生活環境安全課長の大城哲氏は、「令和8年度末まで使用予定で、具体的なスケジュールは未定」と述べた。議員は、跡地利用に向けた検討を早急に行うべきとの意見を強調。
次に、オリオン通りの拡張計画事業について、課長の饒平名幹貴氏は「現在、構想道路として位置づけられており、今後の事業化には予算措置が必要で、令和17年度頃の完成を見込んでいる」と答えた。議員は地域住民への影響を考慮した柔軟な対応を求めた。
また、一般質問の中で新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を懸念する声もあがった。健康保険課長の上原丈二氏は、高齢者や妊婦へのワクチン接種を実施する方針を説明し、コミュニティセンターなどでの受け入れも提案した。
さらにふるさと納税について、総務課長の上原謙氏は、2020年9月17日時点で寄附額が421万4,000円であると説明し、返礼品の拡充を進める考えを示した。特に地元特産品を生かした新商品の開発が急務との認識を示した。