令和2年第5回与那原町議会臨時会が7月31日に開催された。
今回の会議では、一般会計補正予算や新型コロナウイルス対策について議論が行われた。
日程には、一般会計補正予算第6号についての審議が含まれた。補正額は歳入歳出それぞれ237,255千円で、総額は12,766,088千円となる。財政課長の仲里武徳氏は、これについて詳細を説明し、歳入の主な増加要因として国庫支出金が挙げられた。
また、上江洲安昌議員は新型コロナ対策の重要性を訴えた。特に、在沖米軍からの感染拡大の懸念を指摘し、責任ある行動を求めた。彼は現状において、こまめなPCR検査の実施が必要であると強調した。この発言に対し、町長の照屋勉氏は検査体制の強化に向けて対応を検討していると述べた。
議員提出の決議案では、在沖米軍関係者に対し厳格な感染防止策を求める内容が含まれており、議員たちは不安が高まる中での適切な対策を求める意見で一致した。特に、入国後の2週間の隔離措置やPCR検査の実施を要請し、地域住民との信頼関係を築く必要性があると訴えた。