令和4年6月6日、与那原町議会は第2回定例会を開会し、様々な議題が議論されました。主要なテーマには補正予算や各委員の任命が含まれ、特に教育関連の人事についての議論が注目を集めました。
議題に上がった教育委員会委員の任命について、町長の照屋勉氏は、「安谷屋守松氏を再任し、新たに砂川麻世氏を任命する」と説明しました。
町長は、安谷屋氏の任期が満了することを受けて再任を求めており、「過去の実績や今後の教育政策に資する重要な役割を果たす」と強調しました。この提案に対し、議会からは同意が得られ、大きな異議なく承認されました。
さらに、固定資産評価審査委員会の新委員選任についても議論が行われ、新たに東幸司氏が選任されることが決まりました。こちらも町長の提案に異議は出ず、スムーズに進行しました。
また、今回の定例会最も大きなテーマである令和4年度予算の補正についての報告も行われました。議案第20号において、一般会計の補正予算は歳入歳出にそれぞれ111,056千円を増額し、総額は8,659,822千円となります。補正の内訳には、国庫支出金の増加が含まれており、町の財政を支える重要な要素となっています。
さらには、国民健康保険や後期高齢者医療特別会計の補正予算も提案され、必要な調整が行われることとなりました。特に国民健康保険の補正は、開始から1,726千円を増額し、計は2,139,600千円となっています。
最後に、全ての議案は賛成多数で可決され、今後の町政運営に向けて強力な基盤が整備されたと言えるでしょう。本日の会議は午前10時54分に散会され、次回の会議は6月8日に予定されています。