与那原町は、令和2年9月7日に行われた第3回定例会において、様々な議題を議論した。特に、地方自治体の健全な財政運営を目指す報告や条例案が多く提案され、議員たちが活発な意見交換を行った。
最初に、「会議録署名議員の指名」が行われ、新垣真一議員と松長康二議員が署名を担うことになった。続いて、「会期の決定」では、9月25日までの19日間とすることに議会全体の特に異議なく、利用することが確認された。
次に、議長の識名盛紀氏が、議長諸般の報告を行った。今会期における主な活動として、与那原町の慰霊祭や各種会議の参加状況が紹介された。特に、沖縄県の町村議会議長会議への出席は重要な出来事として挙げられた。
その後、先の年度の決算に基づく報告が行われ、特に「報告第9号」では、沖縄県町村土地開発公社の事業報告及び決算報告について説明された。照屋勉町長が提案し、地方自治法に基づく初見の報告がなされた。その後の「報告第10号」では、健全化判断比率及び資金不足比率が報告され、特に「実質公債費比率」が依然として健康な水準で維持されていることが強調された。
議案においては、農業委員会の委員任命に関する議題が続き、同意第3号から同意第9号までの農業委員会委員任命案が滞りなく通過した。このことは、地域の農業行政において安定した運営を促進すると期待される。
また、与那原町税条例等の改正を含む複数の条例案も提案され、特に税制関連の改正が重要視された。これにより、税負担の適切な配分と地元経済の活性化が見込まれている。
最後に、与那原町の公共事業に関して、補正予算案が複数可決され、特に一般会計補正予算、第2号の内容として新庁舎への支出が決定された。これにより、公共サービスの向上が期待される。