令和3年11月29日、与那原町議会臨時会が開催された。
本会議では、令和3年度与那原町一般会計補正予算(第6号)を中心に議案が審議された。
最初の議題では、会議録署名議員として諸見里史子議員と我謝孟範議員が指名され、会期は本日1日のみに決定した。
続いて紹介された「議案第46号・与那原町一般会計補正予算」は、歳入歳出ともに233,983千円の増額を含み、総額は8,866,989千円となる。如て、歳入の一部が国庫からの支出金となっていることが説明された。
議案提案者である副町長の城間秀盛氏は、「重要性を認識した上での補正予算である」と強調した。
財政課長の仲里武徳氏は、具体的な数値や内容について詳細な説明を行った。なかでも、社会福祉費における支出が特に重要であると伝えられた。さらに、教育費や予備費の増額についても言及された。
質疑では、議員からの「子育て支援が緊急に必要である」といった意見や、他自治体における具体策との比較もあり、予算への関心が示された。特に、子育て支援課長の伊集京美氏は、支給対象者としての児童数をお知らせし、「345,000円の特別給付金支給が年内に行われるよう進める」と述べた。
また、文化継承支援事業に関連して、志村幸司議員からは選出基準の詳細に関する質問があり、生涯学習振興課長の新垣政孝氏が文化協会の支援について説明した。これにより地域の文化が守られることが期待されている。
全体を通して議案第46号は、賛成多数で可決され、質疑は終了した。
議長の喜屋武一彦氏は最後に、「困っている人たちへの支援が形となることが重要である」と締めくくり、本日の臨時会は全ての議題を終了したとして閉会を宣言した。