読谷村議会定例会の第515回会議が、令和4年3月7日に開催された。
この日の主な議題は、令和3年度のさまざまな補正予算に関する議案であった。
特に、令和3年度一般会計補正予算(第7号)は、地方交付税に関する質疑が中心となり、上地榮議員が「2億3,000万円の補正増となった背景は何か」と質問した。
これに対し、総務課長の知花正氏は、「地方交付税の補正増加は、国税の収入が好調だったため」と説明した。
また、沖縄振興特別推進交付金についても討議が行われ、知花課長が「他市町村への流用が影響した」と述べ、翌年度の調整の重要性が指摘された。
さらに、議題に挙がった保育士等処遇改善臨時特別事業補助金については、玉城勝教課長が「保育士の賃金が約1万2,000円程度上昇する」ことを説明した。
その他、一般会計補正予算、特別会計予算ともに多くの議論があったが、すべて原案通り可決された。また、副村長への古堅守氏の選任についても、議会の賛成を得て決定された。
報告された専決処分に関する議題では、崖地対策工事の契約変更が報告され、工事の進捗状況が確認された。全ての議案が円滑に進行し、村民の意見や関心が反映される会議となった。