令和元年第492回読谷村議会定例会が令和元年12月10日に招集され、様々な議案が検討された。
本定例会では、議案第63号から議案第74号まで、計12の議案が上程された。 その中でも特に、一般会計補正予算や廃棄物処理の条例改正に関する議案は、多くの議員から興味を持たれていた。
石嶺傳實村長は、「皆様のご意見を参考にし、今後の施策に活かしていく」と述べ、その重要性を強調した。また、一般会計補正予算については、「歳入歳出それぞれ919,994千円を追加し、総額は15,749,424千円となる」と報告し、具体的な数字を挙げながら詳細に説明した。
さらに、議案第67号では「読谷村廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」が提案された。古堅守総務部長は「指定ごみ袋の手数料を改定し、特大袋は60円から65円に見直しを行う」と述べ、廃棄物処理コストの負担を明確にし、受益者負担の観点を示した。
一方、議案第68号では「読谷村上下水道事業の機構統合に伴う関係条例の整備」に関する審議が行われた。玉城秀友建設整備部長は「上下水道事業を統合し、効率的な運用を図る」と説明を加え、その意図を示した。
この他にも、保育料条例の改正や学童クラブの指定管理者の指定に関する議案も審議され、村の教育や福祉に対する取り組みが話し合われた。特に、幼稚園の保育料がゼロとされることが注目され、住民の支援を強化する意義が確認された。
総じて、今回の議会では、さまざまな施策が村民の福祉や生活向上に向けられていることが改めて認識された。今後の施策の進展に期待が寄せられる。