読谷村議会の第492回定例会が開催され、様々な重要な議題が議論された。特に地域資源を活用した農業振興や障害年金、交通安全対策についての質問が多くを占めた。これらの問題は村民の生活に密接に関連しており、特に農業関連については村の振興にも大きな影響を与えている。
與那覇徳雄議員は、地域資源を活用した農業振興に関する質問を行い、循環型農業施策の推進や堆肥センターの必要性について述べた。農業推進課長の屋良朝敬氏は、循環型農業とは、農作物の残さが家畜の飼料となり、またその糞尿が堆肥となり、再び農作物を生産するプロセスであると説明。堆肥センターの整備については、悪臭対策等の課題があると構えつつ、さらなる情報収集と改善を図る意向を示した。
障害年金については、住民年金課長の松田勝氏が様々な受給条件や制度の仕組みを詳細に説明した。特に障害基礎年金の受給要件が話題に上り、村内でのスムーズな情報提供と周知を強調した。過去2年間のデータも提供され、村民の福祉向上に向けた施策が必要であることが再確認された。
交通安全対策に関しても、與那覇氏は特に学校周辺の安全性に焦点を当て、カラー舗装や注意喚起の新たな手法について質問した。生活環境課長の新垣功氏は、村道のカラー舗装計画やドライバーのマナー向上の重要性を述べ、地域住民からの意見を基にした事業推進の必要性を訴えた。