令和3年6月定例会の最後に、読谷村議会における一般質問が行われました。
まず始めに、新型コロナウイルス対策について、村独自の支援施策も求められ、安定した生活基盤の確保が焦点となりました。特に、村民が直面する経済的な危機に対して、具体的で迅速な対応を促す意見が多数上がりました。新型コロナの影響を受けた事業者支援については、「よみペイ」などのプレミアム商品券が導入されており、これが効果的に地域経済を回復させる手段であるとの期待が示されました。
また、教育機関におけるICT教育の推進も大きなテーマとなっており、タブレット端末の導入が進む中、利用状況に関する調査が必要であるとの意見が出ました。特に、児童や生徒が自らの環境でタブレットを使用していく必要性が指摘され、学校運営においても、よりフレキシブルな時間割を設けることが望まれています。
村道の整備に関連する質問も多く、児童の通学路における交通安全対策の強化や、村内の交通標識、白線等の修繕が急務であることが強調されました。特に横断歩道については、地域住民からの要望にも応じて、早急な対策が求められています。
加えて、地球温暖化対策として、村がどのように連携していくかも話題に。読谷村では、温暖化に関する条例や基準の策定がなされ、継続的な取り組みが行われていることが確認されました。特に太陽光発電システム等の導入が今後の重要な課題となっています。
このように、様々なテーマにわたって議論が交わされ、村民一人ひとりが安心して暮らせる環境づくりに寄与する方法を探る有意義な場となりました。