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読谷村、ウクライナ侵攻抗議決議を全会一致で可決

3月25日、読谷村議会はロシアのウクライナ侵攻に対する抗議決議を全会一致で可決。他にも一般会計や各特別会計予算が承認された。
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第515回読谷村議会定例会が3月25日に開催され、さまざまな議題が取り上げられた。

会議では、まず一般質問が行われ、與那覇徳雄議員がロシア連邦によるウクライナ侵攻に言及した。議員は、軍事侵攻やそれに伴う人権問題を許してはならないと訴え、村民の連帯を呼びかけた。

次に、令和4年度の予算に関する議案が続けて審議された。一般会計予算については、167億5,469万6,000円という過去最大の額が可決され、村税等の増収が見込まれた。

特に平和行政推進事業では、復帰50周年として新たな取り組みが計画されており、教育面への支援も強化される方針が示された。

健康保険特別会計予算については、51億5,277万1,000円が計上され、病院での医療提供体制が重要な課題であることが強調された。また、後期高齢者医療特別会計予算も可決、医療従事者の負担軽減が求められた。

水道事業会計予算や下水道事業会計予算も審議され、上下水道事業の運営に影響を与える要因が取り上げられた。特に老朽化したインフラの整備が急務であると指摘された。加えて、区域整理や新規建設が進む中で、下水道整備の迅速化の必要性が訴えられた。

新型コロナウイルス感染症に関連する決議や意見書も議題に上り、村民一体となった差別や偏見の根絶が求められる中で、これに対する意見も活発に交わされた。特に、医療従事者や保育者へのサポートが強調され、それぞれの家庭や社会環境が影響を受ける現状が共有された。

最後に、村長の石嶺傳實氏は、今後も市民の生命や生活を守るための施策を推進していくと述べ、議会での結束の重要性を強調した。それに続き、ロシアのウクライナ侵攻に対する抗議決議が全会一致で可決され、国際的な視点から地域の平和が再確認される形となった。新たな提案である選択的夫婦別姓に関する意見書も可決され、村の多様性を尊重する姿勢が示された。一連の議論を通じて、読谷村の安全・安心な暮らしを支えるための団結が求められている。

議会開催日
議会名令和4年第515回読谷村議会定例会
議事録
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