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読谷村議会、令和3年度補正予算を可決

読谷村議会は令和3年度補正予算を可決。新型コロナ対策や地域支援事業が議論される。
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昨年9月10日に開催された読谷村議会第510回定例会では、令和2年度の各種決算認定および補正予算に関する議案が審議された。

特に、注目されたのは「認定第2号・令和2年度読谷村診療所特別会計歳入歳出決算認定」についての質疑である。上地榮議員は、診療所運営補助金に関する収入の不備について詳細な質問を行った。診療所事務長の矢貫卓博氏は、「新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染防止策を強化するために交付金を活用する策を検討したが、申請を見合わせる決断をした」と述べた。これに関連し、総務課長の知花正氏は、予算提出のタイミングと申請締切日との関係についても言及し、議会内で活発な議論が交わされた。

他にも、「令和3年度読谷村一般会計補正予算(第2号)」の審議においては、緊急生活支援給付事業などの重要性が強調された。國吉雅和議員は、常に厳しい生活状況である低所得世帯の支援策としてこれらが必要不可欠であると訴えた。

さらに、感染症対策として実施されるワクチン接種事業についても議論が続いた。健康推進課長の比屋根美千代氏によると、「12歳以上の接種対象者は12月末までに完了を目指している」旨が説明された。また、接種券配布のタイミングや接種予定人数についても議会が関心を集めた。

議議題の中には、米軍普天間飛行場からの汚染水放出に対する抗議決議および意見書もあり、今回は多くの議員が賛成意見を表明した。特に、伊佐眞武氏は、「発がん性のある化学物質の放出は県民の健康に直結する問題であり、強く抗議する必要がある」と述べ、意見書の必要性を訴えた。議会は、米軍基地からの環境問題に対して毅然とした姿勢を示し、関係機関への迅速な対応を求めている。

議会での様々な議題に対して、活発な意見交換が行われ、村の未来に向けた具体的な方針が定まったことが伺えた。今後も、これらの施策が村民の生活向上に貢献することが期待される。

議会開催日
議会名令和3年9月読谷村議会定例会
議事録
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