令和4年第522回読谷村議会定例会が、12月13日、村議会議事堂に招集されました。
当定例会では、議案第63号である「令和4年度読谷村一般会計補正予算(第6号)」を含む数件の補正予算が審議されました。村長の石嶺傳實氏は「補正予算は、主に歳入歳出総額の見込み改定に基づくもので、様々な事業の必要性に対応するため」と述べました。
補正予算において、歳入歳出予算の総額には、追加で13億1,632万6,000円が必要とされています。これにより、歳入歳出総額はともに203億3,282万3千円となる見込みです。具体的には、村民税や固定資産税などの増加が見込まれています。このような予算の見直しは、収入の確実な増加を反映しており、実績に基づく計画的な対応がなされています。
次に、議案第64号や第65号である国民健康保険特別会計および後期高齢者医療特別会計の補正予算についても同様に審議されています。特に、この国民健康保険特別会計では、歳入歳出に424,112千円を追加することが報告されました。
また、議案第67号の下水道事業会計に関連して、上下水道部長の東恩納盛光氏は「国の経済対策による経費増加を考慮に入れた補正となる」と強調しました。これらの補正予算は、地域住民にとって必要な生活基盤のさらなる充実を目指しています。
さらに、ユンタンザパークゴルフ場に関する指定管理者の指定についても言及されました。指定管理者候補には夢芝プランニング株式会社が選ばれ、今後、集客増加に向けた具体的な施策が期待されています。特に、地域内外からの集客に向けての取り組みが強調されており、過去の実績に基づいて新しい試みが導入される見込みです。
最後に、会期は12月22日までの10日間に決定され、議案全体についての進捗が議論されました。議題に上がった各議案では、地域活性化のための予算措置が講じられており、議員たちから積極的な質問が寄せられました。今後の読谷村の発展と持続可能な地域づくりが期待されています。