令和元年第487回読谷村議会定例会が6月11日に開催され、議題として多くの議案が提案された。
議案では、まず一般会計補正予算の議案第22号が重要なテーマとなった。村長の石嶺傳實氏が提案し、主な内容は歳入歳出予算総額に212,290千円を追加し、歳入歳出それぞれに145,057,778千円とする変更である。この補正予算は、プレミアム付商品券事業など地域経済の活性化を目的としており、国の全額補助を受けることから、村民の生活支援に繋がると期待されている。
次に、国民健康保険特別会計の補正予算について、健康福祉部長の小橋川郁美氏から説明が行われた。令和元年度の国民健康保険特別会計補正予算は、歳入歳出予算それぞれに16千円を追加し、合計で4,884,009千円とするもので、必要に応じた財源の適切な使用が求められる。
さらに、後期高齢者医療特別会計や下水道事業特別会計に関する補正予算の提案が相次ぎ、特に後期高齢者医療特別会計は歳入歳出予算を432,441千円に改定することが確認された。
議案第26号では、ふるさとづくり寄附金の条例改正が提案され、寄附の目的に柔軟性を持たせるための見直しがなされることが報告された。さらに、附属機関に関する条例改正についても説明され、男女共同参画推進のための改正が含まれている。
その他、村道認定の議案や土地の貸付に関する条約も審議され、特にも渡具知木綿原線の村道認定は、地域活性化に寄与することが期待されている。