令和5年第528回読谷村議会定例会が9月28日に開催された。
議会では、一般質問を含む様々な議題が取り上げられた。
今回の議会では、松田昌邦議員が台風6号による村内の被害状況について具体的な状況を報告した。
その中で、住居に係る罹災証明書の発行が9件に上ったことや、避難所での対応が適切であったことが強調された。
松田議員は、特に高齢者避難に関する詳細な対応の必要性を述べた。
また、次の議題として令和4年度の一般会計歳入歳出決算認定が上程され、予算現額216億円に対する収入済額は99.05%であったことが報告された。
歳入では、国からの支出金や寄附金が大きな要因となっており、繰入金の増加も際立つ。
続いて、国民健康保険特別会計決算認定も行われた。
こちらでは、収入済額が5億円を超える健全な立ち位置にあることが示された。
議会では、子どもの医療費無料制度改善の重要性も話し合われた。
現物給付制度への国のペナルティを廃止し、18歳までの医療費無償化を早急に実現するための意見書が提案され、全会一致で可決された。
この制度は、子育て世帯の負担軽減に寄与することから、住民の関心が高まっている。
加えて、急傾斜地の崩壊対策についても議論され、危険区域や崖崩れに対する対応の必要性が改めて確認された。
村内では今後、住民が安心して生活できるような取り組みが求められる。