第491回読谷村議会臨時会が令和元年11月25日に開催された。
会議の主な内容は、読谷村職員の給与条例の改正や、一般会計補正予算などについて決議が行われた。
特に、議案第55号では一般職員の給与を改正し、基本給を30歳代半ばまでの分について0.1%引き上げることが提案された。
また、特別職の期末手当も年間で0.05月引き上げる案が議論され、両議案は賛成多数で可決された。
この他、読谷村議会は意見書第7号として、琉球王国の文化を象徴する首里城の早期再建を求める意見書を提出。
去る10月31日に発生した首里城の火災の影響を受け、読谷村民の文化遺産に対する思いが強く反映された内容となった。
また、決議第9号では米陸軍トリイ通信施設で行われる吊り下げ訓練に対する抗議決議も提出された。
村民の安全を脅かす訓練の中止を求める声が強調され、議会全体として村民の安全を守る姿勢が示された。
他にも、複数の補正予算が提案され、一般会計、特別会計の各種事業に関する予算についても審議が行われた。
今回の臨時会では、これらの議案がスムーズに採決され、村の運営や村民の意見反映につながる重要な議論がなされることとなった。