令和5年第524回読谷村議会定例会の一般質問において、農業や産業発展の方針が問われた。特に非農用地の基本設計が着々と進んでいることが強調された。
与那覇 徳雄議員が示した非農用地の面積は約15.65ヘクタールで、北エリアと南エリアに分かれている。これにより、自立した農業経営の確立が期待されるが、必要な予算確保が課題であるとのこと。特に、農地の整備が進む中で、非農用地整備に対する補助金メニューの不足が懸念されている。
また、教育や農業振興に関して、高収益作物への転換が図られ、省力化や機械化農業の進展が望まれる。これに伴い、担い手農家や新規就農者の育成が重要とされ、地域の農業者の意見を基に進められることになる。
文化センターの利用状況について、過去5年間の実績が報告され、村民の活動発表の場としての重要性が再確認された。特に繊細で質の高い文化活動を行うために、サークル団体への周知を強化する方針が打ち出された。
残波岬の大岩についても、地域の自然環境を保つための整備が求められ、台風による影響を受けた場所の復旧計画が進められることが期待されている。
最後に、交通安全の観点から、横断歩道設置の要望や交通標識の設置が求められ、安全対策の強化が必要であると訴えられた。特に、通行量の多い場所での安全性確保が重要視され、地域の意見が行政にしっかりと伝わることを願う声が上がった。