第502回読谷村議会臨時会が開催され、給与条例改正案が可決された。
本会議では、一般職員や特別職、また議会議員に関する給与の改正案が審議された。これにより、特に期末手当が引き下げられることとなった。
村長の石嶺傳實氏は、一般職員の給与改正案について説明し、期末勤勉手当の年間支給率を0.05月引き下げ、4.45月とする案を提示した。また、現行の12月給与の支給率を「100分の130」から「100分の125」に変更することを明言した。
質疑において、上地榮氏は、引下げ額に関して確認を行い、平均給料月額に基づく具体的な数値が説明された。これに対し、総務課長の知花正人氏が、引下げ額が約1万2,000円から1万6,000円となることを確認した。
次に審議されたのは、特別職の給与改正案。この改正では、村長、副村長、教育長の期末手当についても引き下げが行われる。特に、12月分が現行の「100分の170」から「100分の165」に変更されることが強調された。
議案第64号では、会計年度任用職員の給与に関する改正案も提出された。この改正も一般職に合わせたものであり、引き下げが行われる。このように、全ての職員において、給与の見直しが進められている。
最後に、議案第65号として議会議員の報酬改正案が提出され、同様の経緯で期末手当が引き下げられることが決定された。議会運営委員長の國吉雅和氏が提案し、賛成意見が多かった。
以上の議案がすべて原案通り可決され、本臨時会は無事終了した。