令和元年第489回読谷村議会定例会では、様々な議題が扱われ、特に一般質問が中心となった。
特に上地榮議員は、里道の現状や児童虐待について、明確な対策を求める発言を行った。これに対し、土木建設課長の新垣学氏は、里道については戦後の混乱によって問題が生じているとし、さらなる実態把握調査の必要性を強調した。また、児童虐待の執行体制についても議論が交わされ、子ども家庭総合支援拠点の設置が必要である旨が確認された。
その後、読谷村の墓地整備基本計画について報告がなされた。生活環境課長の新垣功氏は、計画を見直す必要があるのではとの意見に対し、他の関連計画と整合性を持たせる形で対応する考えを示した。加えて、上地議員は、地域での児童クラブ開設の必要について再度訴えた。これは読谷村の子どもたちにとって非常に重要な問題であり、今後の推進が求められている。
さらに、防犯灯の設置についても議論が行われ、特に村民からの要望が強いとの報告があった。課題としては、整備費用がネックとなっていることや、自治会管理の防犯灯に関する負担も問題に上がった。多くの住民がこの問題に関心を寄せているため、早急な対策が期待されている。
最後に、議会報告会の中では、参加自治会長からの質問も多くあった。地域活性化に向けた提案や行政への要望が次々と寄せられ、議会の重要性が再確認された。特に、自治会管理の防犯灯に関する懸念が強調され、やはり住民サービス向上に向けた行政の努力が求められることとなった。今後の課題として、地域住民の意見をしっかりと反映し、必要な措置を講じていく必要がある。