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読谷村議会、米軍基地のコロナ対策強化を決議

読谷村議会は米軍基地のコロナ感染防止策を求める抗議決議を採択した。一般会計補正予算も可決。
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第514回読谷村議会臨時会が令和4年1月13日に招集され、様々な議題が審議された。

この中には、令和3年度の一般会計補正予算案や米軍基地に関連する重要な抗議決議が含まれる。

村長の石嶺傳實氏は、議案第1号として令和3年度一般会計補正予算(第6号)を提出した。

この予算は674万3,571円の補正であり、全体の予算総額は195億2,809万2,000円となる。

予算には、住民税非課税世帯への臨時特別給付金事業や子育て世帯への給付金が盛り込まれている。

また、住民税非課税世帯等への給付金について、福祉課長の山内昌直氏は「約4,800世帯が対象である」と説明した。

さらに、家計急変世帯についても320世帯を想定しており、総計5,120世帯の支援を予定している。

質疑の中で、議員の國吉雅和氏はワクチン接種の進捗状況について質問を行い、健康福祉部長の小橋川郁美氏が高齢者施設などでの接種が進行していることを伝えた。

具体的には、65歳以上の接種券が1月中旬から下旬に配送予定とのことだ。

一方、米軍基地における新型コロナウイルスクラスター発生についても重要な議題として上げられ、抗議決議が提案された。

特に、昨年12月17日に米軍キャンプハンセンで99人の感染者が出たことが報告され、

このクラスター発生に対し、村議会は強い抗議を表明し、今後の感染拡大防止を求めている。

議会は、米軍関係者の日本入国に際して、日本の検疫を適用するよう日米地位協定を改定することを求めている。

本議会では、委員長の伊佐眞武氏が决議を行い、賛成意見が多数を占める結果となった。

以上の議題に対する質疑を終え、これらの内容が原案の通り可決されたことが報告された。

読谷村議会は、新型コロナウイルスの影響を受ける地域住民への支援をさらに強化する姿勢を見せている。

今回の臨時会は、全ての議題が無事終了し、午前10時49分に閉会した。

議会開催日
議会名令和4年第514回読谷村議会臨時会
議事録
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