第508回読谷村議会定例会が令和3年6月15日に開催され、様々な議題が議論された。
本会議では初めに一般質問が行われ、特に新型コロナウイルス関連の施策や地域振興について多くの質問が寄せられた。松田昌邦議員からは、地域のコロナワクチン接種状況についての質問があった。健康推進課長の比屋根美千代氏は、現在接種会場を設け、ワクチン供給の状況について迅速に対応していると述べた。
また、議案第20号として令和3年度読谷村一般会計補正予算が提案され、全体で4.6億円の補正が行われ、特に新型コロナウイルス関連の施策に重点を置いていることが報告された。この中には、生活困窮者への支援や高齢者、子どもたちへの支援策が含まれている。
さらに、村内の運営コストについても詳述され、村の財政健全化を目指す内容が盛り込まれた。
次に、議案第21号として国民健康保険特別会計補正予算、議案第22号の水道事業会計補正予算が上程されいずれも可決された。議案第22号では、公共の水道事業に対する重要な予算が計上されたことから、今後の水道インフラ維持に向けた期待が寄せられている。
その後に行われた議案第23号から第25号までの関連の条例や報告、特に新型コロナウイルス関連の施策に関する決議が多くを占めた。特に米陸軍トリイ通信施設における訓練飛行に対する抗議決議や、様々な経済対策が強調され、議員たちは地域住民の生活を守るための対策を重視した。このような施策は、地域経済の循環や生存権の確保に寄与するものと評価されている。
議会終了後には、引き続きワクチン接種や経済支援のための町民への情報提供が行われる予定である。