読谷村議会は、11月16日に発生した通学路沿いの強盗事件に関し、議員からの緊急質問が多数寄せられた。一部議員からは、事件の影響で児童にメンタル面での影響がなかったか心配する声も出た。今回は、特に防犯体制の強化と、通学路の安全確保の重要性が強調された。
また、県内での新型コロナウイルス感染症の状況に関する情報も報告された。最近では村内における陽性者が減少し、ピーク時の503人から直近の確認ではゼロになるなど、ワクチン接種の効果が見られた。ただし、接種率は地域によってばらつきがあり、特に12歳から14歳の接種率が54.2%と低調であるため、さらなる接種促進策が必要とされている。
この日、議会で触れられたもう一つの重要なテーマは村内の生産農業に関する問題であり、漁協ならびに市町村との連携についても言及された。村内の農業生産法人が、取り組むサトウキビやマンゴー等に関して、職員はその安全と品質を確保することで、地域経済への貢献が期待される。450以上の農業法人による生産力の維持が重要課題に上がった。
さらに、村への漂着軽石の問題も議論の対象となった。村内の海岸線に漂着する軽石については安全性が確認されているものの、漁業への影響が懸念され、今後の対応に注目が集まっている。収集活動はすでに開始されており、時間をかけて長期的な対策が必要とされる。