令和2年第503回読谷村議会定例会が、12月8日、読谷村議会議事堂で開催された。
出席した議員は、与那覇徳雄議員をはじめとする全議員で、不応招議員はおらず、円滑な進行が期待される。
議事は、まず会議録署名議員の指名から始まり、議席8番の城間勇議員と議席11番の長濱宗則議員が指定された。その後、会期が12月8日から12月18日までの11日間と決定された。
第4日程では、議案第66号である令和2年度読谷村一般会計補正予算(第6号)が提案され、村長の石嶺傳實氏が補正予算の説明を行った。昨日までのコロナ感染症対策や公共工事、各種生活支援施策に充当するため、追加で661,314千円の歳入歳出予算を増やす旨が述べられた。特に、村民税や固定資産税などに関する項目が調整され、歳入の見込みが強調された。
議案第67号の診療所特別会計補正予算(第4号)については、健康福祉部長の小橋川郁美氏が提案内容を説明し、既存予算に1,866万9,000円を追加し、377,668千円とすることが決議された。また、次の議案第68号では、国民健康保険特別会計の補正が提案され、歳入・歳出をそれぞれ2億1,396万4千円増やす必要があるとの内容が説明された。
第69号の後期高齢者医療特別会計補正予算は、歳入歳出ともに244万1千円の増額が必要とされ、財源の確保が求められる。
議案第70号の水道事業会計補正は、業務支出において660万円を追加する必要があるとし、これは老朽化した給水管の修繕などに充てる。議案第71号の下水道事業会計補正についても同様の補正を伴う予定である。
更に、議案第72号からは固定資産税の課税免除に関する条例の改正、放課後児童クラブの設置や国民健康保険税の改正が提案されています。特に、議案第73号の放課後児童クラブについては、必要な条例改正が行われ、新たに設置される予定です。
今回の会議では、議案が16件上程され、その中には公共福祉に関心が寄せられる内容が多く見受けられ、村民の生活に直結する重要な判断が求められる場面であると感じられた。今後も会期中は、これら議案について議論が続く見込みである。