令和5年第527回読谷村議会臨時会が開催され、重要案件の審議が進められた。
まず、議案第41号について、村長の石嶺傳實氏が提案理由を説明する。喜名小学校の防音機器復旧工事について、約1億3200万円での契約を提案した。この工事は、老朽化した空調機器の取替えを行い、安全で快適な教育環境を提供することを目指す。
村長は、「今後の教育環境の整備に必要な取り組みである」と強調した。
続いて、報告第13号が取り上げられた。この報告は、萩川3号沈砂池で発生した事故に関する専決処分のもので、村の管理下にある沈砂池での転落事故の和解金について説明された。
事故は、依頼された作業中に発生し、負傷した被害者に対し、和解金が支払われることが決定された。管理責任についても言及され、事故の原因分析が行われた。
長濱宗則議員が、「村内の沈砂池の安全点検を徹底すべき」との意見を述べ、リスク管理の重要性を強調した。新垣功農地活用推進課長は、事故後に各沈砂池の確認を行い、適切な安全対策を講じる意向を示した。
他にも、会期は本日1日間に決定され、署名議員として國吉雅和議員と江田守恭議員が指名された。議会の進行がスムーズに行われ、全ての議事日程が完了した。
最後に伊波篤議長が全ての議事を終了し、議会は閉会した。