令和4年10月31日、久米島町議会臨時会が開会した。
本会議では、議事が進行し、会議録署名議員の指名や、会期の決定が議題に上がった。
議長の玉城安雄氏は、初めに出席した議員への報告を行った。また、参加者の中には欠席者もいたことが確認された。その後、日程が順次進められた。
まず日程第1として、会議録署名議員の指名が実施された。この件に関しては、盛本實議員と富永肇議員が指名された。
続いて、日程第2では会期の決定が行われ、異議なく本日の1日間と定められた。
最も重要な議案である日程第3、令和4年度久米島町一般会計補正予算(第5号)の提案については、副町長の中村幸雄氏が説明を行った。補正予算は、歳入歳出に2億4千279万8千円を追加するもので、総額は94億6千442万5千円に達する計画となっている。
歳入の主な項目としては、新型コロナウイルス対応のための国庫支出金の増額、子育て世帯への特別給付金などが挙げられており、物価高騰に対する支援策が強調された。特に、住民税非課税世帯に50000円の給付金を支給するための予算が計上されていることが注目され、対象となる世帯数は1810世帯である。
また、プレミアム商品券の販売は好調で、売切れの可能性についても議論された。商工観光課長の濱元尚哉氏は、早期に売り切れた商品券について追加発行の方針を示し、町民に利益を還元するための取り組みを各議員からの質問に答えながら説明した。
全体的に、参加者からは新型コロナウイルスの影響を受けた市民の生活支援を重要視する意向が示され、特に経済対策についての明確な方針が求められた。
最終的に議案は討議を経て可決され、臨時会は円滑に終了した。今後の詳細な財政状況の把握とさらなる支援策の実施が期待される。
本日の会議は、午前10時5分に開会し、午前10時54分に閉会した。