令和5年2月27日に開催された久米島町議会臨時会では、重要な議案が審議された。
本会議では、3つの主要な議題が取り上げられた。この中で清水小学校校舎の耐震補強工事請負契約が特に注目を集めた。
玉城安雄議長の挨拶で開会された臨時会では、まず会議録署名議員の指名として赤嶺秀徳氏と宇江原総清氏が選出され、次に会期は1日間ということが決定された。この決定に異議はなく、スムーズに進行した。
副町長の中村幸雄氏が、議案第3号である清水小学校の耐震補強工事についての提案を行った。契約の金額は1億1,770万円で、請負先は株式会社儀間建設であった。この契約は地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものである。
質疑応答では、議員からの様々な質問が寄せられた。喜久里猛議員は、今回の入札の請負比率が99.25%であることを確認し、前回との差額352万円についても言及した。教育課長の宮里みかよ氏は、設計費の増加に関する理由として、単価の入れ替えがあったことを説明した。
また、新垣幸子議員は、工事請負契約書の収入印紙の額について質問し、宮里教育課長が軽減税率に基づいた更新された金額であると回答した。このやりとりからは、議員たちの慎重な審議姿勢が伺われた。
最後に、すべての審議を経て、議案第3号が満場一致で可決された。
玉城議長は、「お疲れさまでした」と締めくくり、会議は無事に閉会を迎えた。今回の臨時会での決定が、久米島町の教育環境向上に寄与することが期待される。